vol.117　エネルギーを節約しようと思うだけのエネルギーがない

ひとみさんからのお便り「御祭舟というタイトルについて」

・平静さってのは大事ね

・普通の人のエネルギー

・自分たちがおかしいと考えられない状況

・粛々と淡々と

はい、こんばんは。5月9日ですね。ゴールデンウィークも終わりまして、終わったのかな。終わってますよね。

ひとみさんから、

『古川様　目風様

Vol.92で御祭舟第一巻35部品についての勝手な要望にお答有難うございます。

御祭舟の舟を船と入力間違えをしておりました。訂正とお詫びを申し上げます。

漢代には東方では舟、西方では船といったと辞書にありました。』

そうなんですか。

『御祭舟は東方、これから始まる、今は小さいけど、不思議への旅が

こんな感想をもったのですが、これでよいのでしょうか。』

あー、なるほどね。私もわからないです。

御祭舟がどういう意味を持ってるのかも全然わかんないし。まあ、 その漫画が描かれていくようにだんだん分かってくると思うんですけど。東方なのか、あれは。御祭舟はね、確かに旅立つんですよ。

あーここはダメだ、言っちゃあ。不思議の旅。不思議への旅でしょうね。うん。

『Vol.96タイタンさんの時　怠惰、焦りはダメ　粛粛と淡淡と、

これを、心に留置き日々生活を整えて行きます。ありがとうございました。』

これ、難しいんですよね、ほんとに。粛々と何事にも動ぜずにやるべきことをやっていくっていうのは難しいですよね。その何事にも動ぜずってのは、要するに苦しいこととか悲しいこととか辛いことに動せず。あるいは楽しいことしか、嬉しいこととか感動したことにもギャーギャーわめかないで。 ただ粛々と。

だから、そしたら何、感情を持たない、なんかロボットみたいで楽しくないじゃないですかって思うかもしれませんけども、どうなんだろうね。

古川くんもね、昔はそう思ったみたい。でもね、 今になってみるとそうじゃないよね、やっぱ。

エネルギーの無駄遣いにまずなるからね、そもそも、平静さってのは大事ね。

この間ほら、洗練されたエゴの例えば例として、電車でほら、席立つってのがあったじゃないですか。あれ、いろんな、そのね、要素が詰まってて、 1個1個説明してくると本当に1冊の本になるぐらいあるんですよ、あれ。だから軽く聞いちゃダメなんだよね、あれね。

実際に実践すると、誰でも実践できるでしょ、あれは簡単に。うん、だからそれがいいのと、それと、執着しないってあるよね、その物事に。後ろも見ないで、いいことしたか悪いことしたかも自分でもわかんないっていうのがいいでしょ。すごく。

ずっと座ったままでいなくてもいいし、立って相手とどうだこうだ言う必要もないし、あんないいメソッドないんですよ。それ全部適用したら、粛々とやるべきことをやるってことに繋がってくんだよね。それの具体例ですよ。

エネルギーを無駄遣いしない具体例だし、逆にエネルギーを溜めてくよね、あのやり方はね。

だから日々、日常坐臥（にちじょうざが）常住坐臥（じょうじゅうざが）ですね、ああいう生き方ができれば、一気にエネルギーが溜まってきますよ。

普通の人のエネルギーって、今。

生まれた時はね、足の先から頭のてっぺんまでエネルギーいっぱいいっぱいあるんですよ、赤ん坊は。

それがその生きているうちに段々だんだん減ってくの。自分でも削っていくし、あと陰始にもどんどん取られていくわけじゃないですか。

で、社会にも取られるし、学校にも取られるし、官僚さんにも取られるし、国にも国家社会にも取られるし、税金も取られるでしょ。同じことなんですよ。 あと、博打でも取られるし、女性にも取られるし、男性にも取られるし。

で、今だいたい俯瞰して見ると、もう足首の下、 足首あたりにある人はまだマシなの、もう足の裏近くぐらいになってんの、みんな、人類のエネルギーっていうのは。だから、もう考えられない。

考えられないってのは、自分たちがおかしいんだとか、そういうこと考えられないですよ。

ただね、ご近所さんは言ってるとか、こんなこと言ったらどう思うだろうと。あの人はどう思うだろうとか、あの人の誕生日パーティーやってあげなきゃいけないとか、 息子は明日どこ行くのかな、遠足かなと。なんかそういうことは考えられるんですよ。そういうこと考えて、もっとエネルギーをなくしていくわけ。

でも、エネルギーを溜めるっていうことをやらないの。

出来ない。

今言ったこと全部やんなかったらいいんですよ。そのご近所さんうんたらかんたらとか、息子がどうたらこうたらとか。

息子なんかほっときゃいいんだよ。 で、飯食わしときゃいいんだよ。人様に迷惑かけちゃダメって。

いじめられたら、死んでもいいから、やり返してこいって。あ、いじめ。何。1発殴ってこいって。

それで、なんかされたら、親がわしは出てくってやればいいんだよ。

なんつうんだろう。

とにかくね、エネルギーを無駄遣いしすぎる。でね、さっきも言ったように、エネルギーを溜めようと出来ないんですよ。

なんか知らんけど。

だから、エネルギーがないから悪循環。だから、悲しいかな、悲しいかな、悲しみがね。

後でもちょっと説明、あとっつうか。

もうね、しんすけくんから来てんだけど、もう、めんどくせえからやんないと思ったんだけど、編集長がどうしてもやってほしいみたいな。編集長って優しいんだよね。

わしみたいに、もうなんかこう、さっぱりしてないですよ。なんか。

編集長はなんだろう。

やっぱ純真なんだね、君はね。うん。私みたいになんつうの、擦れてないんだって。

ひとみさんね。うん。態度、焦りはダメと。粛々と淡々と。

皆さん、これで頑張ってくださいということですね。はい、今日はここまで。